SpringSource がアプリケーションサーバを発表
現在 Java の世界で最も注目され、大きな変革をもたらすであろう技術は OSGi
でしょう。
アプリケーションサーバにおいては、IBM の 「WebSphere」
を筆頭に 「JBoss
AS」 や 「GlassFish」
といったオープンソースまで、主要な製品の多くは既に OSGi 対応を表明しています。
そんな中、SpringSource が OSGi をベースとした新たなアプリケーションサーバ 「SpringSource
Application Platform」 を発表しました。特筆すべき点は、J2EE
をサポートしないことを表明していることです。古い技術をバッサリと切り捨て、新しい技術のみに対応するということですね。
既存ユーザを抱えるアプリケーションサーバにはなかなか真似のできないことだと思いますが、「SpringSource
Application Platform」
を支持するユーザが多ければ、同様の選択をする製品が他にも登場するかもしれません。いずれにしても、選択肢が増えることは歓迎です。
関連情報
・japan.internet.com
Webテクノロジー - SpringSource、新しいアプリケーション サーバー製品を発表
・InfoQ:
Java EEを脱したSpringSourceの新アプリケーションサーバ
・モジュラリティが特徴の次期Java
SE、OSGi Bundlesをサポートへ : ソフトウェア開発 - Computerworld.jp
・Jungle
Java - OSGi コンテナ Apache Felix
・Jungle
Java - Spring と OSGi を融合させる Spring DM
・Jungle
Java - OSGi 関連情報メモ
(05/27 追記)
・InfoQ:
SpringSource ApplicationFrameworkのライセンス、OSGi、技術的な側面に対する反応
・【ハウツー】"Without
EJB"なAPサーバ「SpringSource Application Platform」 | マイコミジャーナル
(11/13 追記)
・InfoQ:
Rod Johnson氏SpringSource dm Server 1.0を語る
(2009/12/19 追記)
・dm
Server 2.0 RC1 released | SpringSource Team Blog
(2010/01/12 追記)
・米Spring、OSGiベースのJavaアプリサーバー最新版「dm
Server 2.0」RC1版 - SourceForge.JP Magazine
(2010/01/13 追記)
・dm
Server project moves to Eclipse.org | SpringSource Team Blog