Grails が気になる
一時期の熱狂的なブームは去ったようですが、「Ruby
on Rails」はJavaの開発者にも大きな影響を与えました。
「Java
SE 6」で、Javaプログラムからスクリプト言語を実行するための機能(JSR 223)が提供されるようになった現在、「Grails」のようなフレームワークが登場するのは自然な流れだと言えるでしょう。
「Grails」は「Groovy」上で動作するRailsライクなフレームワークで、「Grails
0.4.2」が現在の安定版リリースです。
JVM上で動作するRuby系のスクリプト言語には、「Groovy」の他に「JRuby」がありますが、「Groovy」の方がJavaに近い言語となっています。「Groovy」は
Ruby系のスクリプト言語と言うよりも、Rubyに影響を受けたJava系のスクリプト言語と言った方が正確かもしれませんね。
また、まだα版にもなっていませんが、「Grails」用の
Eclipseプラグインも開発されているようです。
個人的には、今すぐ「Grails」を試してみようとは思っていませんが、気になる存在であることは間違いありません。
関連情報
・[ThinkIT]
第1回:Railsが注目されている理由
・WebプログラマはRailsに乗るべきか?
- @IT
・Javaから見たRuby
on Rails - @IT
・Grails - Japanese Home
・Japanese
Quick Start - Grails - Confluence
・Railsと比べてどうだ!
Groovy 1.0採用の「Grails 0.4」登場
・[ThinkIT]
第6回:RailsとGrailsの比較
・オラクル、オープンソースプロジェクト「Grails」に参加--「Groovy」推進へ
- ZDNet Japan
・Eclipse
Grails plugin (very early alpha)
・Groovy - Home
・Groovy
- Wikipedia
・Rubyist
Magazine - Rubyist のための他言語探訪 【第 5 回】 Groovy
・@IT:Groovyに触ってみよう