OpenOffice.org Base
Javaで開発されたオープンソースということもあって、以前から「OpenOffice.org」はPCにインストールしてありましたが、
「Microsoft
Office」も保有しているので、実際に利用することはほとんどありませんでした。
今回改めて使用してみようと思ったのは、購入したU3スマートドライブに、U3対応の「OpenOffice.org
for U3」をインストールしたからです。
で、改めて「OpenOffice.org」の機能を確認してみると、確かに MS Office との高い互換性が "売り" ではあるんですが、 独自の機能がいろいろと備わっていて、"無料で使用できる MS Office クローン" ではないことを実感しました。
その違いが最も明確に現れているのが、データベースソフトの「Base」です。
「Base」が目指しているのは、様々なデータベースに接続可能で、簡単に利用できるデータベースクライアント/帳票ツールであり、DBMSとしての機能は備わっていません。
一見よく似たソフトに見えたとしても、簡易的なRDBMSである「Microsoft
Access」とは、本質的に異なっているのです。
また、「Access」で作成したデータベースを「Base」で利用することはできますが、フォームやレポートには互換性がありません。「Base」のフォームとレポートには、ワープロの「Writer」(「Microsoft
Word」と互換性があります)が利用されています。
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