Windows Azure SDK for Java が登場
「Windows Azure SDK for Java」 という Java 開発者をターゲットとした 「Windows Azure Platform」 向けの開発ツールが登場しています。
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(12/03 追記)
「AppFabric
for Java Developers」 というツールも登場しています。
当方はまだ
「AppFabric」(以前は 「.NET Services」 と呼ばれていたらしい) のことをよく理解できていないのですが、概ね 「Mule
ESB」 や 「Apache
ServiceMix」 などの 「Enterprise Service Bus(ESB)」
とよく似た役割を担うものではないかと考えています。
「AppFabric」
の最大の特徴は、「Windows Server 2008 R2」 と 「Windows Azure Platform」
の双方で実装されることで、前者に対応した製品が 「Windows
Server AppFabric」、後者に対応した製品が 「Windows
Azure platform AppFabric」 となります。これによって、オンプレミス(自社で運用するシステム)とクラウドが
"地続き" になると言われています。
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(12/04 追記)
「Windows
Azure SDK」 は、「Windows Server 2008」 と 「Windows Vista(SP1適用)」
以降にしか対応していません。「Windows XP」 はサポート対象外となっています。
新しいPCを購入する予定はないし、既存PCのOSをアップグレードするつもりもないので、当分は試してみることができないなぁ。 ..と思っていたら、裏技が見つかりました。同じような環境で 「Windows Azure SDK」 をインストールできないという方は、下記の記事をご参照ください。(実行は自己責任でお願いします。)
(12/09 追記)
蛇足ですが、「Windows
Azure Tools for Microsoft Visual Studio」 も 「Windows XP」 向けにインストーラを改造することが可能です。同ツールは現在
exe 形式で配布されていますが、「Lhaplus」
などで解凍すれば msi 形式のファイル(「Visual Studio 2008」 用は
「vscloudservice.vs90.msi」)を取り出すことができるので、それを用いて上記と同様の処理を施せばOKです。(実行は自己責任でお願いします。)