SCA は SOA 実装のための仕様
先日 "Web2.0 に飲み込まれる SOA" という記事を書きましたが、ゆっくりとした足取りながらも、SOA も確実に前進しています。
特に今年の03月にバージョン1.0が策定された「Service
Component Architecture(SCA)」には、熱い視線が注がれているようです。
「SCA」は "複数のプログラミング言語で実装されたサービスコンポーネントが混在する分散環境/ネットワーク環境において、コンポジットアプリケーションを開発するために策定された一連の仕様郡"(マイコミジャーナルからの引用)で、BEA Systems、IBM、Oracle、SAP などのソフトウエア・ベンダーによって構成される「Open SOA Collaboration」という団体によって発表されました。
既に、SCA仕様1.0に準拠したオープンソースの実装「Apache Tuscany」も公開されています。Eclipse.org で開発中の「SOA Tools Platform(STP)」プラグインを用いて、Eclipse で「Apache Tuscany」を試してみることも可能なようです。
関連情報
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Tuscanyの新バージョン0.90がリリースに
・Eclipse
STP(SOA Tools Platform Project)のアップデート (Essence is Real)
・SOA実装のオープン仕様-SCA研究会
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