Google Code とは (2)
「Google Code」では、「Google Data API」の公開以外にも、様々な形でオープンソース開発者向けのサポートを行っています。
特にインパクトが大きかったのが「Google
Code Search」。インターネット上の膨大な数のソースコードを検索することが可能です。
検索キーワードには正規表現を使用でき、言語やライセンスなどの指定もできます。また、検索対象はテキストだけでなく、各種圧縮ファイルや、CVS
及び Subversion のリポジトリも含まれます。
この手のサービスを始めたのは
Google
が初めてというわけではありませんが、プログラマにとって有用であることは間違いないでしょう。(ただし、キュリティ・ホール探しなどに使われる危険性を指摘する声もあります。)
そして、「Google Code Search」に先立ち、オープンソース向けのプロジェクトホスティングサービス「Project
Hosting on Google Code」も開始しています。
試したことはありませんが、Google
アカウントを持っていれば簡単にプロジェクトを作成して、Webで公開できるようですよ。各プロジェクトは最大100mbまでのデータ保存が可能で、バージョン管理には
Subversion が採用されています。また、Ajax
ベースのバグトラッキングシステムも備えているようです。
関連情報
・グーグル、コード検索の新サービス「Google
Code Search」を発表 - CNET Japan
・【ハウツー】これは便利!
ソースをググれ - "Google Code Search"
・「Google
Code Search」はセキュリティ・ホール探しにも使われる:ITpro
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Code Project Hosting で Web サイト構築 - WebOS Goodies