Jetty が Grizzly に対応
「Jetty」は Java
で開発された軽量なWebアプリケーションサーバで、「Tomcat」と同様、Servletコンテナを搭載しています。
利用者数では圧倒的に「Tomcat」の方が多いと思いますが、HTTPサーバとしての機能は「Jetty」の方が上だと言われています。
その「Jetty」が、最新版 6.1.0 で「Grizzly」に対応したようです。
「Grizzly」は、Sun
Microsystems が開発中のアプリケーションサーバ「GlassFish」のHTTPサーバ機能を担うフレームワークで、入出力の非同期処理を実現するために
Java に新しく導入された「New I/O(NIO) API」を採用しています。
僕自身は「NIO」についてまだ何も理解していませんし、「Grizzly」もまだ単体でダウンロードできる状態にはなっていないようなので、試してみるのはもう少し先になりそうですが、要注目です。
関連情報
・Jetty
6.1.0 - Ajaxマルチメッセージング、非同期SSL、Grizzly対応も
・civic
site ? Jettyサーバを使ってみる
・【レポート】もう知ってるよね?
"Grizzly" - NIOベースのサーバフレームワーク
・Jean-Francois
Arcand's Blog: Jezzly or Gretty? Running Jetty on top of Grizzly
・Sun、GlassFish
V2ベータ公開 - Web 2.0時代のJava EE 5プラットフォーム
(2009/10/22 追記)
知らなかったなぁ。「Jetty」 は
「Eclipse」 プロジェクトとなっていたんですね。
・「Jetty
7」が Eclipse Foundationより登場 - SourceForge.JP Magazine
・InfoQ:
Jetty 7.0 リリース