PULL型MVC vs. PUSH型MVC
昨日紹介した『UMLによる一気通貫DBシステム設計』で用いられている"PULL型MVC"、"PUSH型MVC"という用語は、「JBoss
Seam」のチュートリアルでも使用されています。
もしかしたら、このチュートリアルのことも念頭にあって書かれた文章なのかもしれませんね。
『UMLによる一気通貫DBシステム設計』によれば、J2EEパターンにおいては Dispatcher
View が "PULL型MVC" 、 Service to
Worker が "PUSH型MVC" に該当するということです。
どちらもかなり複雑なパターンですが、
Dispatcher View では Dispatcher
は View に対してのみ要求し、 Model に対する要求は行わないので、 Service
to Worker よりはシンプルだと言えるでしょう。その代わりに、 View の担う役割は Dispatcher
View の方が大きくなります。
関連情報
・Core
J2EE Patterns: Patterns index page
・Core
J2EE Patterns - Dispatcher View
・Core
J2EE Patterns - Service to Worker
・サルでもわかる
逆引きデザインパターン 第3章 逆引きカタログ J2EE編 ViewHelper(ビューヘルパ)
・Seam
チュートリアル