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 PULL型MVC vs. PUSH型MVC

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昨日紹介した『UMLによる一気通貫DBシステム設計』で用いられている"PULL型MVC"、"PUSH型MVC"という用語は、「JBoss Seam」のチュートリアルでも使用されています。
もしかしたら、このチュートリアルのことも念頭にあって書かれた文章なのかもしれませんね。

『UMLによる一気通貫DBシステム設計』によれば、J2EEパターンにおいては Dispatcher View が "PULL型MVC" 、 Service to Worker が "PUSH型MVC" に該当するということです。
どちらもかなり複雑なパターンですが、 Dispatcher View では Dispatcher は View に対してのみ要求し、 Model に対する要求は行わないので、 Service to Worker よりはシンプルだと言えるでしょう。その代わりに、 View の担う役割は Dispatcher View の方が大きくなります。

関連情報
Core J2EE Patterns: Patterns index page
Core J2EE Patterns - Dispatcher View
Core J2EE Patterns - Service to Worker
サルでもわかる 逆引きデザインパターン 第3章 逆引きカタログ J2EE編 ViewHelper(ビューヘルパ)
Seam チュートリアル

Posted on 2007年02月18日