『ウェブ人間論』
大ヒットした『ウェブ進化論』をベースとした、梅田望夫と平野啓一郎(作家)との対談集です。
正直言って『ウェブ進化論』を読んだ時のような刺激はありませんが、対談を通してもう少し微妙なニュアンスのようなものが伝わってきて、これはこれで面白いと思いました。
僕自身の個人的な感性は梅田氏の方が近しいと感じますが、平野氏が危惧するような点も分からなくはないです。
この作品を読んで、何故か庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』が頭に浮かびました。といっても、若い世代の人には分からないでしょうねぇ。おそらく。(苦笑)