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 XUL でリッチクライアント

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ユーザーにリッチな体験を提供することが、Web2.0的なアプリの条件のひとつであり、その代表的な手法が、JavaScriptを使用して実現する「AJAX」や、Flashを使って実現する「Flex」や「OpenLaszlo」です。
そして、「XUL」(XML-based User-interface Language) を使ってリッチクライアントを実現するというのも、選択肢のひとつではないでしょうか。

「XUL」はXMLに基づいたGUI記述言語で、「Mozilla」のGUIを作成するために作られました。
XMLに基づいたGUI記述言語としては、MXML(the Macromedia Flex Markup Language)よりも先輩格に当たりますが、これまでは開発ツールの問題もあって、それほど普及したとは言えない状況でした。

しかし、最近「XULRunner」や「xulfaces」等の開発ツールが登場して、再び注目を集めています。
「XULRunner」は、XULアプリを単体で起動できるようにするランタイムです。
「xulfaces」は、「JSF」で「XUL」を利用したWebアプリケーションを作成するためのツールキットです。
詳細は把握していませんが、その他にも「ZK」というフレームワークが登場したようです。

個人的には、「Nvu」のようにWYSIWYGなエディタで画面定義ができれば、もっと普及するのに、と感じます。ひょっとしたら、既にそうしたツールも登場しているのでしょうか?

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Posted on 2006年08月25日