Jungle Java - GWT 2.1 M1 を少しだけ試してみた

先週開催された「Google I/O 2010」で紹介された「Spring Roo」と「GWT」との統合機能について、少しだけ試してみました。

１．STS 2.3.3 M1 の入手

下記のサイトより、「the milestone version of STS with Google Integration」を入手することができます。

http://www.springsource.com/products/springsource-google-download

２．STS 2.3.3 M1 のインストールと起動

今回はインストーラ付きパッケージ（springsource-tool-suite-2.3.3.M1-e3.5.2-win32-installer.exe）を使用しました。

３．Google プラグインの追加

「Dashbord」の「Extensions」タブより、「Google Plugin for Eclipse」を選択してインストールします。

４．Maven の設定変更

デフォルトのままだと「Maven」の「User Settings」に問題があるので、settings.xml のパスを修正します。

５．Roo project の作成

「Roo project」を新規作成します。
（「new」 -> 「Project」 -> 「SpringSource Tool Suite」 -> 「Roo Project」）

６．Roo Shell でコマンド入力

「Roo Shell」において、下記のコマンドを順に入力します。

persistence setup --provider HIBERNATE --database HYPERSONIC_IN_MEMORY

entity --class ~.server.domain.Employee
field string --fieldName firstName
field string --fieldName lastName

gwt setup

７．プロジェクトに GWT SDK へのパスを設定

プロジェクトを右クリックして、「properties」を押下します。
「Google」 -> 「Web Toolkit」を選択して、「Use Google Web Toolkit」がチェックされていることを確認した後、OKボタンを押下します。

８．プロジェクトに Maven の依存性管理機能を追加

プロジェクトを右クリックして、「Maven」 -> 「Enable Dependency Management」を押下します。

９．アプリケーションの GWT 版を取得

プロジェクトを右クリックして、「Run As」 -> 「Web Application」を押下し、「ApplicationScaffold.html」を選択

10．GWT アプリケーションを実行

コマンドラインで、プロジェクトのルートに移動して、下記のコマンドを実行します。

mvn gwt:run

「Launch Default Browser」を押下します。

Posted on 2010年05月24日

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